M-1グランプリに寄せて
野球ファンは皆、監督であり解説者である。
漫才ファンもまた評論家であるといえる。
昨日、日本にはどれだけの漫才評論家が現れたことだろうか。
タイムマシン3号の引き出しの多さはもともと有名なところであった。
その中でキャッチーなデブネタを活かしつつも巧みな言葉遊び、ツッコミとボケが逆転する意外性を盛り込んだネタをチョイスしたあたり感動と爆笑を禁じ得ない。
backnumberを思わせるそのルックスからもスター性を感じる。
もっともっと売れて欲しい。
トップバッターのメイプル超合金からも目が離せない。
M-1グランプリの出囃子BGMを聴いた時、思わず鳥肌が立った。
「芸人たちの戦いが始まるのだ。」と。
ネタが終わった時も鳥肌が立った。
「こいつら、売れて欲しい!」
伊集院光がラジオで口に出していた安藤なつってこいつだったのか!?
ツッコミ!?それもキャラ押ししない正統派!
カズレーザーおもしろい!
売れて欲しい、全力で応援したいコンビが二組もできた。
幸せなことだ。
そうそう、ハライチはしくじり先生に出て欲しい!
名講師になれそうな予感がするぜ!
「十四の夜」は「おそ松の夜」だった。
おそ松さん、観てますよ~。
私の推し松はズバリ、トド松!
かわいらしい表情がグーッですね。
ちなみに、二推しはクソ松・・・・・・改めカラ松です。
「十姉妹の恋」=「じゅうしのよる」
「俺にはこう読めるんだ。」という次回予告には爆笑と嘲笑を禁じ得ません。
そんな、「じゅうしのよる」に関しては「おそ松の夜」と言っても過言でない程、おそ松兄さん大活躍です。
十四松がデートするとなればしっかり応援するおそ松。
しかし、デートを見ていても悔しいやら羨ましいやらで結局は応援という名の覗きをやめてしまうおそ松。
今や「おそ松さん名物」にもなっている「AV」に関するシーンの登場です。
AVコーナーに向かうおそ松は何かを発見して・・・・・・。
何かを伝えようとするおそ松と、無邪気に恋をする十四松の表情に見えるギャップにグッときます。
結局、気持ちよく送り出すおそ松・・・・・・。
う~ん、思い出すだけで涙が出てきます。
おそ松「会いに行ったら?引越しする日に誰かに会うのって結構めんどくさいことだよ。」
いいセリフ・・・・・・。
おそ松兄さんしてますね・・・・・・。
「おそ松の夜・・・・・・。俺にはこう読めたんだ・・・・・・。」
人間の美しいところは「自分のために頑張っているはずなのに、結果的に誰かのためになっているということ。」だと思うから。
野球が好きだということを公言しており、野球関連の記事を多くUPしてきた小生にとって、この記事に同意することは少々勇気がいる。
しかし、表現方法の直情的な部分に目をつぶれば大いに同意できる内容である。
なぜ、我々が野球選手に、サッカー選手に、アーティストに、あるいは仕事や学業においても身近な仲間に、先輩に、後輩に、感銘を受けるのか。
それは、「誰かのために頑張っている。」という押し付けがましい努力なんかではない。
あくまで「自分が楽しむため、達成感を得るため、幸せになるため」に行っていることのはずなのに「誰かが楽しんでくれて、感動してくれて、幸せになってくれる」ことが要因であるはずだ。
筆者が例に挙げている高校野球の件にしても、「自分のための頑張り」が結果的に「東北の人、観ている人、周りのチームメイト」のためになっているという結果なんだと思う。
人間は、誰かの為に頑張ることができるほど強い存在でも綺麗な存在でもない。
しかしながら、自分の身を削って、削って、削った結果が「自分のため」を超えて「誰かのため」になってしまう。
だからこそ、人間は他者の心をも動かし、他者の振る舞いによって心を動かされるのだ。
このような自分の考え方について、別の言葉で具体例を持って表現していた記事に親近感を持ったので紹介させていただいた。
「2001年宇宙の旅」を遂に観た
ついに観ました2001年宇宙の旅!
キューブリック映画!
キューブリック3大SF作品の中でも、もっとも有名なタイトルではないでしょうか。
「2001円府中の旅」なんていう古典的なギャグにもなっているほど我々の耳に馴染んでいるタイトルです。
しかし、その親しみやすいタイトルにあって実に難解な作品です。
①モノリスに触れる→何かが起こる、人類史が変わるという緊張感に震える。
・得体の知れない黒壁、モノリスに畏怖を禁じえません。
②2001年を舞台にしているのに圧倒的な未来感
・わたしたちは間違った時間軸を歩んでいる。そんな気持ちになります。
③HALが壊れていくことに無機質な恐怖感を与えられる。
・いかにも無機質なフォルムだからこそ、逆らえぬ支配力を感じます。
④木星に吸い込まれるシーンの長さ、唐突な老化とスペースベビー?
・最後のシーンは難解でした。
・小説版も読んでみなくては!?
我々人類も、技術を進歩させて未来へ未来へと進化の道を駆け抜けている真っ只中です。
その過程の中で、触れてしまうことにリスクを伴う「モノリス」に触れることで人類の滅亡に向かうことになるかも知れない。
本来はもっと遅く来るはずだった「地球から人類が消えて、新たな地球史が生まれる日」が早く来てしまうことになるかも知れない。
そういうメッセージを勝手に受け取りました。
解釈として正しいかどうかは別にして、観る価値のある映画であることは間違いありません。
丈夫さ・・・・・・大倒れこみ・・・・・・。
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岩手のお土産四選 ~南部せんべい四天王~
東北に用事があったので旅行してきました。
お盆なので素直に帰省と表現するべきなのでしょうが、墓参りも親戚づきあいもしていないので、このような表現になります。
しかし、私が今回3日間程を過ごした岩手県盛岡市は涼しかったです。
朝~夜はエアコンいらないくらいでしたし。
そんな盛岡市については冷麺とわんこそば、じゃじゃ麺のイメージが強いのではないでしょうか。 (さくまあきら氏のせいだな・・・・・・。)
個人的には盛岡市ならではの「南部せんべい」を推します。(厳密に言うと二戸なんだが・・・・・・。)
せんべい汁でお馴染み八戸市も「南部せんべい」に関しては強いですが、岩手も「南部藩」だったわけで当然「南部せんべい」の地元であります。
巖手屋さんの南部せんべいはバリエーションも豊かで、お土産にもぴったりです。
南部せんべいの巖手屋 — 南部の風土が生んだ、伝統の『南部せんべい』を岩手県二戸よりお届けします。
そんな中でも、変わり種のお土産で且つ私が気に入ったものを四天王として紹介します。
まず、この生南部サブレです。
いきなり「サブレ」・・・・・・。
もはやせんべいじゃない・・・・・・。
でも、独特の食感をもつ柔らかな生地とチョコレートの風味が何とも言えません。
コーヒーにも紅茶にも牛乳にも豆乳にもマッチングします。
割りしみチョコせんべいです。
ホワイトチョコが染み込んだ南部せんべいを割った新感覚のチョコレートせんべいです。
これも、ホワイトチョコの甘さにせんべいのガリガリとした食感がクセになります。
クランチのような感覚で楽しめます。
コーヒーにも紅茶にも牛乳にも豆乳にもココアにも合います。
いかせんべいと納豆せんべいが南部せんべいの中では双璧です。
いかせんべいは、イカの街八戸に先駆けて巖手屋が開発したお酒に合うおせんべいです。
納豆せんべいは、噛めば納豆独特の食感も味わえる納豆好きにはたまらない一品です。
盛岡駅で購入した納豆せんべい6枚を帰りの新幹線で食べきってしまったのもいい思い出です。
ちなみに、納豆せんべいに関しては伊集院光さんがラジオ番組、深夜の馬鹿力内フリートークで紹介したこともあります。
東北に行かれた際は是が非でも盛岡市に寄って頂き、巖手屋のおせんべいをお土産に持ち帰っていただくことを強く勧めます。
岩手出身でも巖手屋の社員でもない私がここまで言うんだから間違いありません・・・・・・。
筒香嘉智の大きい背中に横浜DeNAベイスターズの未来を見た。
6月28日(日)の横浜DeNAvs阪神という激熱カードを観戦しました。
何度観ても、甲子園での生観戦は素晴らしい。
梶谷筒香ロペスの強力クリーンアップ(°д°)
三浦番長!
そして鳥谷が7番という驚きのオーダー発表!
レフトスタンドから横浜DeNAベイスターズの勝利を願っていました。
しかし、三浦番長が福留ゴメスに連発を食らってしまいました。
試合は苦しい展開に・・・・・・。
大空に舞うジェット風船が大空に映えます。
しかしながら、スタンドはもちろんグラウンドにも散らばってしまう風船を拾うスタッフさんも大変です。
そんな中、筒香嘉智選手が驚きの行動に出たのです。
なんと、定位置のレフトに散らばる風船を拾ってスタッフさんに手渡しているではありませんか。
この日はチームの意地を見せるタイムリーも放った筒香選手。
さらに、定位置を守る筒香選手はレフトスタンドから見える背中も大きく、頼もしく、風格も感じさせていました。
その筒香選手がプレー以外で見せたこの大ファインプレー。
なんだか、頼もしい背中から後光すら見えました。
そんな筒香嘉智選手の大きな背中は監督、選手、ファンの期待をまとい、チームの未来を見せてくれる。
その確信を手土産に、敗戦の悔しさを噛み締めながら家路につく私なのでした。