火成岩ってなんだっけなんだっけ?
おはようございます。
義塾ひまざぶです。
休日の朝、いかがお過ごしですか?
さて、今回は地学分野 (意外と見落としがち) の中でも火成岩の部分についてゴロの紹介と整理をしていきたいと思います。
今回、解説する単元については大門1つつくれるような内容にもなり、平成25年度愛知県入試でも栃木県入試でも出題されています。
簡単に、火成岩について整理しました。
ポイントは、どこで (場所)、どうやって (時間) できたかという点です。
●火山岩
○地表近くで急に冷え固まってできた。
○急に冷え固まったので粒子の大きさがばらばらになってしまう。
○石基 (ごま塩) とはん晶 (大粒) が混在するはん状組織になる。
●深成岩
○地下深くでゆっくり冷え固まってできた。
○ゆっくり冷え固まることで粒子の大きさが大きくそろっていく。
○等粒状組織になる。
さて、画像の方には、火山岩および深成岩の表も載せておきました。
左に行くほど黒っぽく、右に行くほど白っぽくなります。
●火山岩
○流紋 (りゅうもん) 岩 ○安山 (あんざん) 岩 ○玄武 (げんぶ) 岩
●深成岩
○花こう岩 ○閃緑 (せんりょく) 岩 ○斑レイ岩 (はんれい) 岩
この表を問題を解く際に、頭に描けるようにしてほしいのです。
たとえば、次のような問題に役立ちます。
問題1 上の図 (石基とはん晶に別れた方) のようなつくりの火成岩があった。そのことから、火山岩であると分かった。このようなつくりをなんというか。
はん状組織
問題2 この火成岩はどのようにしてできたか。
地表近くで、急に冷え固まってできた。
問題3 この火成岩を調べると、黒雲母や角閃石 (黒っぽい鉱石) を多く含んでいた。この火成岩は次の1~4のどれか。
4. 玄武岩
上の問題3を解く際に、表を覚えておけばバッチリです。
火成岩ということは上の段だな!
黒ってことは右の方だな!
ってことは玄武岩だな!
となるわけです。
っていうことで覚え方のゴロを紹介します。
りゅうもん 兄 (あん) ちゃん ゲップした
河 川が 氾濫 (はんらん)
花こう岩 閃緑岩 斑レイ岩
りゅうもん兄ちゃんっていうのはめっちゃコワモテだけどやさしい兄ちゃんという設定です。 (知るか!)