並列回路の全抵抗について ~抵抗1個が抵抗2個より強いとかなんのこっちゃ~
どうも、義塾ひまざぶです。
東北楽天が6-5とリードしておりまっすね。
小生は横浜および日ハムを応援しているので関係ないけど頑張ってほしいとか思うわけです。
さて、今回は並列回路の全抵抗の簡易的な求め方を紹介します。
フツーはオームの法則を駆使して求めていきますが問題によっては簡単になる方法があります。
http://himazabu.hatenablog.com/entry/2013/09/18/222557
例題です。
この問題を解いてみてください。
よくあるタイプの回路図問題です。
受験にもよく問われるタイプですね。
このような問題の際は、与えられた回路図にひたすらわかっている情報 (電流、電圧、抵抗) を記していきましょう。
まずは抵抗Aの抵抗を求めましょう。
E = I × R
E = 1.0 × 20
E = 20 (V)
ちなみに、(2) から答えが出ましたがこのようなパターンも多いです。 (汚い作題)
情報が集まりました。
直列回路の場合は電圧は図のようになりますので抵抗Bも求められます。
E = I × R
10 = 1.0 × R
R = 10 (Ω)
ここで、並列回路の全抵抗 (回路全体の抵抗) の求め方です。
たとえば、20Ωの抵抗と30Ωの抵抗を並列につなぐとします。 (例題からそれますが。。。)
①分数にする
1/20 と 1/30 になります。
②それらを足す
1/20 + 1/30 = 5/60
= 1/12
③ひっくり返す
12 Ω になります。
ちなみに、抵抗1個のときや直列につないだ時より小さくなります。
結構、便利だと思うので覚えて下さいね。
裏ワザって結構、重宝しますよ。