「なんで?」と、「ちくわ風呂」と、「コミュニケーション」と
「なんで?」なんて糞性能の言葉をメインウェポンで使う気が起きない - ←ズイショ→
「なんで?」は「Why~?」なのか「How~?」なのか。
はたまた、「いいわけOKのWhy~?」なのか「結局すみませんがほしいだけ」なのか。
発言者と受け手の信頼関係がないと成り立たないわけですよね。
もうひとつ誤解を招きやすい言葉として「ちくわ風呂」が挙げられますね。
A太郎「昨日、8回裏の時点でもう負け濃厚だから、ちくわ風呂入ったじゃん?」
B次郎「あ~、じゃあ、あのサヨナラホームラン観てないんだ?」
A太郎「そう、見逃したわけよ!」
みたいな会話があったとします。
この場合、B次郎が思い描くちくわ風呂っていうのは2種類発生するわけですよね。
①風呂の中にちくわが入っている状態。
お風呂沸かして~入浴剤入れて~ちくわ入れて~って感じのちくわ風呂ですよね。
ヒノキの香りとちくわの香りが調和してリラックス効果も高まりますよね。
大根や卵をいれてしまうと、おでんになってしまうのでNGです。
②ちくわを浴槽にしたもの
こちらの場合は、ドラム缶よろしく特大サイズのちくわを発注するところから始まります。
ヤマサ、ニッスイ、マルヨ水産などの水産加工業者にパイプを持っていないと厳しいでしょう。
個人的には、マルヨ水産をおすすめします。
ちくわに見立てた樹脂で浴槽を作ってしまうと反則を取られてしまうので注意しましょう。
A太郎が①を伝えようとして、B次郎が②を想像していた場合は「まあ、ちくわも長持ちするもんでもないから風呂に入るタイミングも限られるし大変だな。」と理解してもらえるでしょう。
A太郎が②をイメージして、B次郎が①を描いた場合は「試合途中で諦めて風呂を沸かすなんて野球愛が足りないなあ。」と誤解を招いてしまいます。
コミュニケーションにおいて、「なんで?」「ちくわ風呂」のように誤解を招きやすい言葉を使う際は意味や背景を伝えないといけないわけです。
「なんで?」が「ダンディ?」の聞き間違いだった場合、「ちくわ風呂」が「ヂグザブロウ」の聞き間違いだった場合については別の機会にご紹介できればと思います。