お酒を飲んだことのない大人が山口俊を叩き、結婚したことのない大人が不倫を叩く
山口俊投手への処分、甘いですかね・・・・・・。
泥酔して暴力(相手は打撲)、器物損壊という行為は悪質ではあります。
しかし、制裁金実質3億円という処分は「軽い。」とはいえない金額だと感じます。
がんばって這い上がってほしいですね。
これだけの処分を受けた人間に対して「もっと重い処分を!クビにしろ!」とか言えてしまう人がすごく怖いですね。
きっと、お酒も飲んだことのない人間が「自分は類似の事件の加害者になる可能性はない。」という盾を持って全力で棍棒で殴っている様が用意に想像できて気持ち悪いからでしょうね。
最近、類似案件として「不倫に対して厳しすぎる。」という風潮もあります。
確かに、税金で活動している議員であることや新幹線の中での振る舞いが下品であることは気になるところです。
しかし、結婚している状態であっても「恋に落ちてしまう。」という心の動き事態は間違いではないのかなと思います。
不倫問題についても叩いている人に少し恐怖を感じます。
きっと、結婚もしたことのない人間が「自分は類似の事件の加害者になる可能性はない。」という盾を持って全力で棍棒で殴っている様が用意に想像できて気持ち悪いからでしょうね。
自分が加害者になる可能性がないからといって歪んだ正義感を盾に喜々として他社を叩くさまは滑稽で下品に見えますよ。
もし和田豊たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら
もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら
読みました。
さくらももこ、宮沢賢治、糸井重里など「そこを突いてくるか~。」という名前も並んでいて文体の再現にも唸ってしまいました。
これを、和田豊(元プロ野球選手:1962~)でやってみたらそうなるでしょうか。
【和田豊(現役時代)ー応援歌編】
男なら蓋を開けて かやくにくらいつけ
食えよ食えよ和田豊 ソースの出番だぜ
【和田豊(現役時代)ー引退編】
昭和60年、入団1年目で先輩たちにカップ焼きそばの喜びを教えていただきました。
自分が現役のうちにもう一度湯切りしたい、後輩たちにマヨビームの喜びを知ってもらいたい、ファンの皆さんに思い切り食べてもらいたい。
ここ数年、その思いだけでお湯を沸かしてしてきました。
「失麺当然」…この言葉をモットーに、自分に言い聞かせながら、湯切りに取り組んできました。
志半ばで、からしマヨネーズを球団にお返しするのは誠に残念ですが、私の薬缶を後輩たちに託したいと思います。
そして、これからおいしくなっていくカップ焼きそばで、これからも後輩たちとともに頬張っていきたいと思います。
メーカー関係者の皆さん、いっしょに味わってきた監督、コーチ、選手の皆さん、日本一の流し台でよいコンディションで湯切りをさせてくれた阪神園芸の皆さん、そしていつも影で支えてくれた開発部の皆さん、広告関係の皆さん、そして日本一いや世界一の暖かい応援を頂いて私自身120%の湯切り時の集中力を出させていただいたカップ焼きそばファンの皆さん、本当にありがとうございました。
17年間カップ焼きそば一筋、現役生活をまっとうできたことを誇りに思います。
17年間、本当にありがとうございました。
【和田豊(監督時代)ースキャンダル編】
愛しい薬缶!おはよー!チュッ(笑)
もうお湯とかやくは既に運命共同体となっておりますので、どうか最後までお付き合いください(笑)
明日の晩は湯切りして、ソース入れて寝てあげるからね
奈々!俺にもチュッは?(笑)
まだ湯切りかな?一緒に湯切ろう! 今度ね!って…もう俺と奈々は、何でもありでしょ?(笑)
また湯切りをミスって、ちょっと恥ずかしそうな顔のかわいい奈々を見せてね! チュッ
なかなか難しいものですね・・・・・・。
「伊集院光、GAORA近藤に言及!」における3つの問題点
北海道日本ハムファイターズvs千葉ロッテマリーンズ戦@東京ドーム、観戦して参りました。
やはり、東京時代からのファイターズファンとしては東京ドーム2階席までお客さんビッシリという光景に胸を打たれました。(45,000人越え)
東京時代からのファンとしての有名人といえば伊集院光さんorえのきどいちろうさんが挙がるでしょうか。
そんな伊集院さんがこんなツイートをしたことで話題になっています。
CSの日ハム戦。毎回アナウンサーさんの言う、よくわかんない野球用語に引っかかる。ツーツーピッチとか、エブリデイスタートとか。好評なのだろうか。僕のようなおじさんには2ボール2ストライク、このところ毎日先発メンバーです。が良いけど。
— 伊集院光 (@HikaruIjuin) 2017年5月13日
GAORAで実況を担当されている近藤祐司さんについて言及したものです。
これが、ファイターズファンを中心にどちらかというと批難されているようです。(もちろん、賛成意見も見られます。)
私自身、どうしても今回の伊集院さんの発言は問題があるような気がしてなりません。
①.ファイターズファンを自称していながらなぜ今更・・・・・・?
近藤祐司さんが実況を担当されるようになってから3年目に入ります。
もうすでに、近藤節といわれる「イッツゴーンヌ」「シーユーレター」「スタンダップダブル」「トゥートゥーピッチ」等は定着してしまっています。
ファイターズファンを自称するならもう慣れていてもいいのでは?というところに違和感を禁じえません。
②. その発言でだれが得する・・・・・・?
確かに、ツイッターで「トマトが好きだ。」とか「ピーマンがキライだ。」とか好き嫌いを主張するのも自由ですし持論を展開するのも自由です。
しかし、伊集院光さんは芸能人でありファイターズ絡みの仕事もそれなりにしている方です。
そんな中で、ファイターズファンや関係者から支持を受けている近藤祐司さんを批判することで誰も得しないということを考えるべきでしたね・・・・・・。
きっと選手も解説者陣(とくにガンちゃん)も球団関係者もいい気はしないでしょうからね・・・・・・。
③.東京時代の選手もファンも変化を受け入れているよ・・・・・・。
東京時代の主力選手であった岩本勉さんも近藤さんの実況にノリノリです。
東京時代からのファンも変化を受け入れています。
伊集院さん、東京時代からのファンだという誇りにがんじがらめにされて時代に取り残されていませんか?
あなたが一番なりたくない、老害に一歩近づいてはいませんか?
伊集院光さんのラジオをずっと聴いてきた身としても
東京時代からのファイターズファンとしても
少し複雑な心境になりました。
前橋育英!群馬県勢100勝目を決めた!
日本一よくわかる北海道日本ハム強さの理由 「監督の意図を理解してプレーする。」
「監督がなぜこの場面で自分を起用したのか?その意図を理解してプレーしてほしいですね。」
岩本勉さんの解説でよく耳にするフレーズだ。
監督の意図、そこにこだわる理由は本書籍に示されている。
「日本一よくわかる北海道日本ハム強さの理由 なぜ常勝球団になれたのか」
目次を開くと・・・・・・栗山監督の凄さ・・・・・・。
「独身」が人望のキーワード?
実際、読みすすめてみると栗山監督が選手起用においてどれだけ思考を巡らせて、理想をカタチにしようとして采配を振るっているかがよく理解できる。
監督就任発表時、賛否両論が飛び交った。
岩本勉さんはその当時から栗山監督の野球理論を基に「栗山監督は素人だ。」という心無き批判に諭すように反論していた。
岩本さんが、「栗山監督の意図を理解しなさい。」というのは栗山監督の考えの深さを理解している故であることがわかる。
本書では球団、親会社の方針にも言及する。
食肉営業担当の方が広報部に移って必死に球団をアピールしてくれている様子などが現役時代の視点も交えて描かれている。
岩本勉さんは、北海道移転に際してファンの方と交流を持ち、親会社の方ともタッグを組んで活動してきたからこそ視野の広い解説ができるのだ。
ファンの応援スタイルや、球団を取り巻く環境全てを解説できてしまうのは岩本勉さんくらいのものだと思う。
よく、「雑談」と称され自分でも「脱線」と表現するが「野球文化の深化」のために必要な言葉しか発していない。
岩本勉さんの視点からファイターズの強さを広く解説してくれた本書。
これから、野球観戦の傍らに置いておきたい。
ファイターズのエースから野球解説のエースへ 岩本勉さんの野球解説における「野球文化の理解についての深化」
ファイターズ レジェンドシリーズ2016 特別映像 「エースの系譜」がすばらしいです。
大谷翔平、金村暁、金石昭人などの名投手から語られるエピソードはファイターズファンならずとも野球ファンなら胸を熱くするものになっているのではないでしょうか。
それらの投手も印象に残りますが、私の中ではやはり「岩本勉投手」がエースというイメージが強いです。
世代的にも小学生中学生ぐらいの時にちょうど岩本勉投手、ガンちゃんがエースだったので印象が強いこともあります。
なにより、2年連続開幕戦完封勝利 (稲尾さん以来の記録) であったり、ジョニーこと黒木知宏や平成の怪物こと松坂大輔との熱い投げ合いは胸を打ちました。
T.ローズやクラークなど外国人選手に対しては、闘志むき出しかつスローカーブで焦らすクレバーなピッチングで翻弄する姿に意地を見ました。
各チームのエース級と言われる名投手との投げ合い、外国人打者とのマッチアップに異様に強いという特性は間違いなくエースでした。
そんな岩本勉さんの野球解説が大好きでGAORA野球中継をいつも楽しみにしています。
現役時代からムードメーカーでならした彼なので「盛り上げる」解説がクローズアップされがちですが、野球に明るくない人でも野球ファンでも楽しめて勉強になる解説をしてくださっています。
そんな彼のすばらしい点を3つ紹介します。
①ファイターズの相手チームについて長所を見出してわかりやすく解説する。
GAORAはファイターズ戦の中継においてはホームチーム贔屓を強くしている傾向があり、実況アナウンサーはその方針に従います。
岩本さんは、ファイターズの選手だけでなく相手チームの選手について長所をわかりやすく分析して解説して下さります。
交流戦なんかだと特に顕著で、セ・リーグの選手について「井納投手の投げっぷりとストレートの球威が素晴らしい。」とか「戸根千明投手の体重が乗ったフォームから繰り出されるストレートは勝ちパターンでも通用する。」と具体的に解説します。
ファイターズファンにとってもセ・リーグの選手を知る機会になりますし、セ・リーグのファンにとっても誇らしい気持ちになります。
②野球理論にブレがない。
「ピンチにマウンドに上がった中継ぎピッチャーの回跨ぎは、アドレナリンを出し切った状態になるので打たれる可能性が高い。」
「5回が終わるとグラウンド整備もあるしファンの方も席を立たれるブレークタイムになるので球場の雰囲気が変わる。それにより先発ピッチャーは6回に崩れるパターンが多い。」
「足で大地をしっかり感じながら投げることが大事。」
野球を観る上でもプレーする上でも参考になる理論を植え付けてくれるので参考にも勉強にもなります。
③プレー以外の解説もする。
たとえば、始球式が行われていたりするとそのタレントさんや市長さんにまつわるエピソードをポロっと話す。
ファンが面白い応援プレートを出していたりすると、「この色遣いであれば選手もグラウンドから見やすいですよ。」
女子高生3人組が楽しそうにしていると「こういう思い出が野球につなぎ止めるだけでなく、学校生活にもいい影響を与えるはずですよね。」
実況のワンフレーズにも、球場飯にも、なんでも喰らいついて情報を入れてくれます。
そのような点から、「野球の試合」を解説するだけでなく試合および選手の周りを取り巻く環境を含めた「野球という文化」を解説しているといえます。
新庄剛志さんが「プロ野球の存在意義とは、その街の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活がちょっとだけ豊かになることにほかならない。」という言葉を残しています。
人間の美しいところは「自分のために頑張っているはずなのに、結果的に誰かのためになっているということ。」だと思うから。
野球が好きだということを公言しており、野球関連の記事を多くUPしてきた小生にとって、この記事に同意することは少々勇気がいる。
しかし、表現方法の直情的な部分に目をつぶれば大いに同意できる内容である。
なぜ、我々が野球選手に、サッカー選手に、アーティストに、あるいは仕事や学業においても身近な仲間に、先輩に、後輩に、感銘を受けるのか。
それは、「誰かのために頑張っている。」という押し付けがましい努力なんかではない。
あくまで「自分が楽しむため、達成感を得るため、幸せになるため」に行っていることのはずなのに「誰かが楽しんでくれて、感動してくれて、幸せになってくれる」ことが要因であるはずだ。
筆者が例に挙げている高校野球の件にしても、「自分のための頑張り」が結果的に「東北の人、観ている人、周りのチームメイト」のためになっているという結果なんだと思う。
人間は、誰かの為に頑張ることができるほど強い存在でも綺麗な存在でもない。
しかしながら、自分の身を削って、削って、削った結果が「自分のため」を超えて「誰かのため」になってしまう。
だからこそ、人間は他者の心をも動かし、他者の振る舞いによって心を動かされるのだ。
このような自分の考え方について、別の言葉で具体例を持って表現していた記事に親近感を持ったので紹介させていただいた。