凶気の桜を観たぜ ネオ・トージョーだぜ
ひまざぶです。
あ、失礼いたしました。
ナショナリストのひまざぶです。
凶気の桜を観ました。
窪塚映画です。
正直に言うと、あんまり集中して観れなかったところはあります。
のめり込めませんでした。
ナショナリストでも、血で血を洗うおかしな奴らでもないためでしょうか。
ただ、印象に残るシーンが幾つかあったのでご紹介します。
①窪塚演じる山口がヤクザに追いかけられるシーン
このシーンの中で山口は地下通路みたいなところに逃げ込みます。
すると、お散歩する保育士さんと園児のみんなが現れます。
保育士たちに「血で血を洗うおかしな奴らというか自分」「日本のヤクザ」を見せた くなかったんでしょうか。
ルートを変えてうまくかわします。
ただ、一人の園児には見られてしまいますが、仮面ライダーV2のごとく正義に見立 ててかっこよくかわします。
このシーンは窪塚氏がもつ「軽妙さ」が作ったシーンかもしれません。
②江口洋介さん演じる "消し屋" 三郎
作品を通して徹底してカッコイイです。
いい意味で、この映画の中で浮いています。
殺し屋ではなく消し屋とおうのもポイントです。
命を奪うだけでなく、社会的に消すということもできるのですから。。。
かっこいい三郎の中でもトイレでの次のセリフが一番好きです。
「おれは体の中からも食ったもんすぐ消すんだ。」
「ウソだよ。便秘だよ。」
うん、実にいい。
③ハメられていく過程が綺麗かつスムーズ
RIKIYA演じる市川が三郎にのめりこんでいく。
山口も原田芳雄さん演じる会長に心を開いていく。
そこから、彼らの芯が揺さぶられ、壊されていきます。
ネオ・トージョーが再起不能になるまでの流れが綺麗な線になっていてゾッとするく らいです。
後味の悪い結果ながら、流れが綺麗すぎてちょっと小気味いい感じも受けます。
なんか、綺麗です。
⑤桜
綺麗ですよ。
暴力映画でありながら綺麗さを放つ映画であると思います。
なので、観て良かったと言える部分は「綺麗さ」です。