MIRAIは本当にあの頃の未来なのか。
藤子F不二雄先生や鳥山明先生が思い描いて、私たちに投げてくれた「ミライ」は空を飛ぶ車だと思うんですよね。
水素で走る自動車、低燃費タイヤと言われても、「ミライ感」をあまり感じないのが正直なところですね。
少し寂しい気分になります。
しかし、もっと寂しいのは技術の世界、化学の世界の端っこにいると、低燃費化とか燃料電池カーみたいな「既存の技術からのミライ」がいかに難しいかを実感することです。
そして、空飛ぶ車とかが飛び交う時代は私たちの立つ数直線上にないのかもしれないとさえ思うのです。
私たちは、今立っている数直線上の「ミライ」に近づけるように加速する推進力になる使命を各人が少しずつ背負っている。
そう思うと、楽しくなるかもしれませんね。
今の受験生たちは、センター試験の真っ只中です。
自分の数直線上の「ミライ」を掴んで欲しいと切に願います。