Number PLUS FIGHTERS' IDENTITY ~北海道日本ハム 11年目の未来設計図~
ひまざぶです。(・ω・)
北海道日本ハムファイターズファンとしては見逃せない本がありました。(o・v・o)
Number PLUS FIGHTERS' IDENTITY ~北海道日本ハム 11年目の未来設計図~
タイトルにそぐわぬ内容でした。
北海道移転後の日本ハムのことが、試合内容や選手のコメント、球団による北海道都市計画への働きかけという観点からもまとまっています。
ちょっと、私が読んでみて気になったことを紹介いたします。
①金子誠選手の野球観の一端に触れた上での共感。
ビッグバン打線の頃から北海道移転後の常勝期、そして栗山監督就任後と主力としてチームを支える金子誠選手のインタビュー記事が掲載されています。
スモールベースボールで1点を確実に取り、流れをつかむことの大切さを説いていらっしゃいます。
バントで送るということは1点をとるだけでなく流れを相手に渡さないという作用があることも学びました。
強攻策は3点を取りに行く可能性もあるが相手に流れを完全に渡す可能性があるという考え方でいらっしゃるようです。
無駄なエンドランや無駄な動きはリスキーでしかないと感じたので共感します。
②栗山監督の目指す野球への違和感。
栗山監督のインタビューもあります。
個人的には栗山監督の野球感には違和感しか感じませんでした。
「自分らしい攻めの野球をしたい。」とおっしゃっていますが、それは名ばかりの大味な野球を目指しているのではないかと思いました。
守備的な慎重な采配になったから最下位になったと感じているようで、これから攻めの野球をしていくという決心をしているようですごく怖いです。
栗山監督が目指す野球で、「つなぎの野球」「投手力」「守備力」が育つとは考えられません。
これが杞憂で終わると良いですが・・・。
③金子誠選手と栗山監督の目指す野球が逆?
個人的には金子誠選手と栗山監督の目指す野球が違うベクトルだと解釈します。
金子誠選手が体現する「つなぎの野球」と栗山監督の「大味な野球」は相容れない気がします。
どちらが、「勝てる野球」かは2人の球歴と日本ハムファイターズの奇跡を見れば明らかであると思います。
④栗山監督はヒルマンになるべき。
栗山監督は斎藤佑樹投手を開幕投手にしたり、中田翔を4番にしたりと外野からの雑音にも怯まん (つまらん) 精神力を持つのはよくわかりました。
しかし、ヒルマン監督が金子誠選手の意見を取り入れて「つなぎの野球」をつくったように栗山監督も金子誠選手の意見を取り入れて欲しいです。
是が非でも、お願いしたいところです。
北海道日本ハムの歴史、栄光、実績を活かして強いチームでいるためにも金子誠選手には1年間1軍にいてもらって選手を統括して欲しいと強く感じます。
そのためにも、全力で応援したいと思います。
ね~らいは~まこと~ぜっこうきゅう~♪
と~ばせ~はるっか~すーたんどーへー♪