社員にトイレ掃除をさせている様をホームページに載せている企業に不快感を抱く。
数年前に、ホッピービバレッジ株式会社で「人財教育」と銘打って社員にトイレ掃除をさせていることが問題視されました。
社員にトイレ掃除をさせていることの「ブラック企業感」とトイレ掃除により精神が鍛えられるという「信じがたい教育観」, 「不衛生感」が問題視された原因と認識しています。
人財教育について | ホッピービバレッジ株式会社 (hoppy-happy.com)
このような企業は、他にもあるようです。
新入社員トイレ掃除研修 - スギ製菓株式会社 (sugiseika.com)
愛知県のえびせんべい製造販売会社であるスギ製菓株式会社さんでは、新入社員にトイレ掃除をさせることが検収の内容となっているようです。
1430 | 社長ブログ・ゴムのヒント (takaishi-ind.co.jp)
大阪府のゴムパッキンメーカーである高石工業株式会社さんでは、社長自らトイレ掃除をしているそうですが社員さんもトイレ掃除を実施しているそうです。
なんとなく、社員さんがトイレ掃除をしている光景をホームページに掲載してしまうことはいいことのようには思えないです。
社員さんのご家族がどう思うかなど想像すると切ない気持ちになります。
トイレ掃除を本職としている方であれば、掃除の技術や姿勢などを示す意味でかなり有意義になると思います。
そうでない職種の方がトイレ掃除をしていることを公開するのは不快感につながると考えられます。
働き方改革などが進んでいる昨今ですが、価値観の乖離も進んでいる印象をいだいてしまいます。
なんとか、古い価値観が各企業から取り去られていくことを祈ります。